たけし、相棒・関ジャニ村上をベタ褒め&愛のムチ「1回はダメにしない

タレントのビートたけし(71)と「関ジャニ∞」の村上信五(36)が13日、都内で行われたフジテレビ「FNS27時間テレビ」(9月8日後6・30~同9日後9・54)の出陣記者会見に出席した。2人は総合司会とキャプテンとして、2年連続でタッグを組む。昨年は「歴史」をテーマにしたが、32回目となる今年は「にほん人は何を食べてきたのか?」をテーマに、“食”を通じて日本の文化や歴史を紐解いていく内容となる。

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 たけしは「食なんてのは、かなり人間自体の本能に近づいてきて、それをテーマにとると、食から歴史が全部派生する。一番いいところついたという感じがある」と太鼓判。村上も「食の歴史を知れば知るほど、日常食がどれだけレベルが高いもので、どれだけ贅沢品かをよく分かるようになりました。凄く感謝が生まれました」と話した。

 今年もさまざまな企画に挑戦するが、村上は「旅する落語」のコーナーが特に印象的だといい、「千原ジュニアさんと街に出て、そこから得たものを落語にする。スタジオ収録の時には、客席でビートが(自分の落語)聞いとるわけですよ。1回だけリハーサルやった時は凄く余裕があったけど、本番になったら、どっち向いてもビートがいる。これは一生に1回しかない緊張感。汗びっしょりだった。どんな顔しているか、オンエアを見たくないぐらい」と苦笑した。

 そんな村上に、たけしは「嫌がらせに近いから。おかしいところも、わざと笑わなかったり」とニヤリ。それでも「うまいんだよ。うまいから自信をなくさないと。1回はダメにしないと、芸人はダメなんだよ」とまさかの芸人扱いでベタ褒め。「このまま放っておくと、酒飲んで女呼びこんだり、いろんなことしちゃう。どうせ写真取られて、頭かいたりしないといけない。早めにお笑いをふっときゃ、大丈夫なんだよ。まじめにやってるから、ひどい目に遭うんだ」と愛のムチだったことを告白。これには村上も「まだアイドルやから」と“反論”しつつも「そのとき、一緒に会見してくださいね。ありがたいです」と大笑いだった。

 昨年、たけしは村上に吉田武氏の著書「虚数の情緒」を勧めたという。その意図を聞かれると「村上くんはセンスあるから。仕事の幅を広げるためには、ノーベル賞を取った人と話してもネタづまりにならないために、一般教養としてこの話を読んでおきゃいい(と思って)」と説明。村上は「(理解度は)2割5分ぐらいですよ、1000ページぐらいですから。持った時点で嫌になります。8カ月ぐらい家にあるけど、勧めた人、全員断っていきますから」と笑いつつ、「何度も読み直さないとダメだと思います」と続けた。

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