安藤サクラ「万引き家族」のカンヌ最高賞は「思い返しても夢の中の出来事みたい」

女優・安藤サクラ(34)がこのほど、大阪市内で、映画「万引き家族」(8日公開、是枝裕和監督)の取材会に出席した。

 今作は第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを獲得。「すごいですね。本当におめでとうございます、ですよね」と笑顔を見せた。カンヌではレッドカーペットを歩き、帰国後に受賞の瞬間もインターネットで見ようと万全に準備したつもりが寝落ちしてしまったそうで「リリー(・フランキー)さんからも『サクラ、起きろ』ってメールが来ていて、(受賞の知らせを)寝ぼけながら聞いたんです。思い返しても夢の中の出来事みたい」と笑った。

 しかも、準備していたはずのユーチューブのチャンネルが間違っていたようで、パルムドールの発表直後も延々とレッドカーペットイベントの映像が流れており、あわててテレビのニュース映像を使い捨てのフィルムカメラで必死に撮影するというアナログな手法で決定的瞬間を記録したことを明かした。

 カンヌでは、安藤の「泣き」の演技が絶賛された。審査員長の女優、ケイト・ブランシェット(49)が「もし、今回の審査員の私たちがこれから撮る映画の中であの泣き方をしたら、安藤サクラの真似をしたと思ってください」などと是枝監督を通じてメッセージを送られたことについて聞かれると「さすが、海外のスターたちは粋な言葉を使うなあ。日本人じゃ、こうはいかない」などと照れながらも喜んだ。

 撮影は昨年12月頃から約2か月間行われた。昨年6月に長女が誕生した安藤にとっては、これが出産後ほぼ初めての仕事。「母性も母乳もだだ漏らしでした。本能的にあふれ出る母性と母乳にとまどいながら、それをコントロールしながら撮影するというところには至らなかった」と振り返った。撮影の合間には「内緒で、超内緒でスタジオの一番遠い部屋で、『ちょっとトイレ行ってきます』ってお乳あげてたんです。だからカットによっておっぱいの大きさが違うんです」と、母ならではの告白で報道陣を笑わせていた。

 パルムドール受賞後は是枝監督とは会えていないそうで、公開直後に予定されているキャンペーンでの再会を楽しみにしている。「こんな体験をさせていただいて、全身で感謝の気持ちを伝えたい。どうやったら監督に150%伝えられるか考えます」と声を弾ませていた。

この記事はヤフで取りました

安藤サクラ「万引き家族」のカンヌ最高賞は「思い返しても夢の中の出来事みたい」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

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